Hobby the world？

陸話

ハセヲにメールをしても返信が返ってこなくなった

三爪痕の情報が手に入ったというのに

隠されし-禁断の-聖域 に今宵、奴が現れる

いや、正確には、蒼炎の守護者が現れると言った方が合っているのかもしれない

死の恐怖が真に死の恐怖になるための第二段階だ

僕は、それを見届けよう

九番目の碑文使いとして

正確には碑文使いとは違うのはわかっている

しかし、このチカラは、碑文に惹かれる

さながら、AIDAの様に

碑文はAIDAに惹かれ

AIDAは碑文に惹かれる

女神と異邦神の監視者

だからこそ、このチカラは碑文とAIDAに惹かれるのだろう

早くチカラの制御法を覚えないといけない

チカラの暴走は、世界を破滅へと導いてしまう

事実、チカラの暴走が起こっていることは、わかっている

シュトラールとしての記憶の欠如

それが何よりの証拠だ












奏でよう

世界の終焉を告げる音楽を

新しい世界の幕開けを

未知への恐怖を

未知への戸惑いを

新世界への希望を

新世界への渇望を

旧世界への別れを

旧世界への憎しみを

早く開眼して

そして本当のボクに気づいて

ボクは此処にいるよ？

君の中にボクはいる

ボクの中に君はいる

早く気づいて本当の君に

早く気づいて本当の力に

ボクは君の力

ボクは君がいてこそ存在出来る
　















早く…早く開眼しろ。

俺の主

俺はお前の力

お前が望めば、俺がお前の力になる

だから、早く開眼してくれ…ハセヲ

お前の呼び声がないと、俺は出られない

だから、早く俺の名を呼んでくれ

死の恐怖の名を

そして、刻みつけてくれ

お前には俺しかいないことを

惑乱の蜃気楼なんかに惑わされるな

再誕の言葉を鵜呑みにするな

お前は俺だ

お前は死の恐怖なんだ

俺は死の恐怖だ

俺はお前だ

黒いお前

白い俺

いつか同じ存在になりたい